今年もとうとうこの時期がやって来ました。年の変わり目というのは、やはり心が改まりますね。前後に休日が入るのも、心を改めるきっかけとして好都合なのではないでしょうか。
今月12日に発表された今年の世相を表す漢字が「税」でした。驚いた方達が多かったように思います。私も、“えっ“って感じでしたよ。「税」と云えば、私たちの業務に最も関わりのある言葉の一つだからです。 ここでの「税」は、云うまでもなく、4月1日から施行された消費税増税を指す訳ですね。駆け込み需要という現象が起きました。 ちょうど一年前頃は、9月に2020年の東京オリンピック開催が決まり、また、アベノミクスも順調に推移して、これから当分の間、好景気が続くだろうと思っていました。 ところが、今年の4月頃から一気に景気が落ち込んでしまいました。駆け込み需要の反動だろうと思っていたら、そんな楽観的な状況ではなかったんですね。 5%から8%へと、僅か3%増えるだけと思っていたら、この1.6倍という数字はとても大きな違いです。実務の面で見ると、お客様の予測税額が、これまでだと150万円だったのが一気に240万円に跳ね上がるのですから。 (尤も、事業者の人達は消費税で損をすることはないのですが(^^;)) 私も含め一般の消費者にとっては、このような大きな金額になることはあまりないとは云え、負担が増えるという感覚は一緒です。 さらに、来年になると、円安による物価の値上がりが数多く予定されています。今日現在、1ドル120円で、この1年で15円も安くなったのがその理由です。消費者にとっては、ダブルでの負担増になります。 話は変わりますが、本日、平成27年度税制改正大綱が発表されました。目玉は、法人税減税と贈与税非課税枠の拡大です。細かく見ると、良いことばかりではありませんが、第三次安倍内閣には、今後の景気拡大策を切にお願いしたいですね。 と云うことで、来年もよろしくお願いします。 |
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作成者アーカイブ: itou-kaikei
今日は、朝から昼過ぎまで、損害保険の一般試験の受験のため、「お茶の水ソラシティ 」に行ってきました。
パソコンでの受験は初めての体験だったので、始まる前は少し不安でした。でも、会場での事前説明も分かり易く、前もって受験の注意事項や入場から退場までの流れをテキストで読んでいたので、事なきを得ました(^^;) 会場では、座席が予め決められており、近見用のメガネやハンカチ・目薬・免許証・ロッカー鍵以外は一切持込禁止でした。不正防止というよりは、試験会場で音を立てないようにというのが一番の理由なのでしょう。 周りの音を遮断するためのヘッドフォンも置いてありましたが、マウスを使う「カチャカチャ」という音以外は何も聞こえないので、特にヘッドフォンは使うまでもありませんでしたよ。 「基礎単位」・「自動車保険」・「火災保険」・「傷害疾病保険」の順にそれぞれ40分の時間を与えられ、席に着いてからは各自勝手に試験を進められるので、早い人は合計で100分もかからずに会場から出たのでは? 私は、「基礎単位」は10分位残し終わったものゝ、残りの3科目は40分フルに使ったので、トータルで150分程かかりました。終わるまでトイレにも行けないので、ちょっとだけしんどかったかも (>_<) 合否の結果は3~4日後にパソコンで確認できます。正直、こんな試験は厄介なのですが、適正な代理店業務をこなすには必要不可欠ですので仕方がありません。税理士会でも、平成27年度から36時間以上のセミナー受講が義務化されたりするのです。知識レベルを同じように保って、税理士の社会的信用力を維持するためなのですね。 |
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ソラシティ 今年4月に竣工したばかり ![]() |
また寒波がやって来ました。日本海側の人たちにとっては大変な日が続きます。そのうち東京にも、てなことにならないように願うばかりです。
今日、午後6時から、NHKホールでの「矢野顕子 さとがえるコンサート」(オフィシャルサイトはこちら)に行って来ました。まだ、あの興奮が、目の奥や耳の奥に残っています。 今回の抽選では残念ながら2階席になってしまいましたが、コンサートの興奮を味わうのに不足はありませんでした。歌の合間の会話もウィットに富んでいて会場中に何度か笑いが起きました。 細野晴臣氏らティンパンのメンバー3名との共演でしたが、息もピッタリでしたよ。彼らも私と同世代ながら、まだまだ当分の間頑張れそうです。若さを感じました。 同世代の著名人が頑張っている姿を見ると、私も頑張らねばと思います。因みに、同学年の人たちには、次のような人たちがおります。(生年月日順) タレントの三宅裕司、林立夫(今回のティンパンのメンバーの一人)、バレーボールの柳本晶一、俳優のロビン・ウィリアムズ、映画監督の押井守、俳優の柴田恭兵、漫才のオール・巨人、プロレスラーの長州力、小説家の浅田次郎、タレントの笑福亭鶴瓶、作曲家の坂本龍一、俳優の三浦友和、作家の村上龍、歌手の中島みゆき、の各氏など。 私がファンだった、5年前に他界したロック歌手の忌野清志郎さんも同学年でした。それと、今回の衆院選で落選してしまいましたが、渡辺喜美さんも同学年です。そういった意味では、彼には捲土重来を期待したいと思います。 |
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私は期日前投票を行いました ![]() |
今日も寒かったですねぇ、って殆ど外に出なかったのですが(^^;)
私は右利きです。ある調査によると、日本人の88%は右利きだそうですから、私の右利きは何も不思議じゃありませんね。
でも、私は、この30年ほとんど左手だけで食事をしています。ですから、魚の骨も左手で取りますし、納豆も左手でかき混ぜます。 何故、右利きの私が左手で食事を採るようになったのか今でもはっきり覚えています。それは、20才の頃、ある時ラジオを聴いていたら、学者らしき人が「左手を使うと脳の働く領域が増えて頭の回転が良くなる」と云ったのです。 それからは、機会がある毎に左手で食事したり、本来であれば右手で行うことを左手で行うように心掛けました。でも、2年くらいしか続かなかったのです。 ところが、30才過ぎになって、スポーツサークルで知り合った人が、右利きなのに左手で器用に食事をするのを見て、かつての記憶が蘇り、再び左利きに挑戦したという次第。 今では、たまに、両手に箸を持って食事することがあります。最初の頃は、縁起が悪いとか行儀が悪いのではと遠慮していましたが、今は平気です。両手に箸を持つと凄く便利だからです。 元々左利きの人が両利きになりやすいと聞いたことがあります。世の中の多くが右利き用に出来ているからですね。私は、長年の訓練で一部だけ両手使いになりました。訓練て凄いです (>_<) |
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もう12月ですね、早いですねぇ“って、最近、お客様相手に何度も口にしたフレーズです。これって、若い人達も良く使いますね。私らからすると、“君たちが使うのは、それこそまだ早い“と云いたくなります(^^;)
最近、“なるほど~“と気がついたことがあります。
ご存じの方が多いと思いますが「暦年課税贈与」のことです。これは、1年当たり110万円までの贈与は非課税になるというものです。1年というのは、暦年で1月1日から12月31日までのことを云います。 この制度、実は多くの本に、毎年同じ時期に同じ金額を贈与すると、税務署から「権利金の贈与」扱いされて、合計額で判断されてしまうから注意しましょうと書かれています。 つまり、100万円の贈与を10年間続けると、1,000万円の贈与と認定されてしまい、89万円の贈与税[(100×10-110)×10%]がかかってしまうというものです。 ところが、税務署OBの方が云うには、そのような課税をしたことはないそうです。ですから、単に、一部の税理士が気を回し過ぎてその様なことを言い出したら、他の多くの税理士に真しやかに蔓延してしまったというのが実情のようです。 これって、税理士が自ら自分の首を絞めているようなもので、税理士が書いた書物を税務署の調査官が読んで、“成る程そういう手があるか“となり、それまで見過ごされて来たことが課税対象とされてしまうケースもありそうです。 私も、実はお客様に「権利金の贈与」と見なされてしまうので、毎年、贈与契約書を作って、できればそれに確定日付印 (公証役場で1通当たり700円で入れてもらえます)を入れておくといいですよと説明して来ました。税務署OBの方を信じない訳ではないですが、ここまで考え方が広まってしまった現状では、毎年その都度、贈与契約書を作ったおくのが安全策と云えるでしょう (>_<) |
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