今年最後と思われるナスが日増しにちょっとずつ大きくなっています。これを収穫できると24個目になります。この時期までもつなんて、ホント、驚きですね。信じられません(>_<)

昨日の土曜日、映画を観に有楽町まで行ってきました。「湯を沸かすほどの熱い愛」というあまりメジャーな映画ではないのです。でも、実に感動的な映画でした。その証拠に、久しぶりに会場のあちらこちらですすり泣く音を耳にしました。

本当に可愛そうで悲しくなる映画でした。主人公の女性も亡くなってしまうのです。でも、彼女の強さが周りの人たちをも強くして行くというところは、観ていて気持ちが良かったです。

私も60代半ばまで生きてくれば、実際に、多くの可愛そうな人たちを見てきました。その度に自分の無力さを痛感させられました。現実社会というのは綺麗事だけで成り立っている訳じゃないと重々わかっていても、やり切れない気持ちが残ってしまいます。

この映画のような家族はいっぱいある事でしょう。でも、この家族のように力強く生きて行ってほしいものです。また、ある意味、私も含めほとんどの人たちが多かれ少なかれ、不幸な境遇に陥る可能性を秘めています。

もしそうなっても、その境遇に負けずに立ち向かって行く意志の強さをぜひ持ちたいものですね。

5日（月）に事務所を引っ越しました。広い所から狭いところに行くので大変だとは思っていたのですが、これ程までに大変だとは思いませんでした。事務所内のレイアウトが大きく変わるので、それもあったのでしょう。

段ボール箱で約70個を廃棄や溶解処理として出すことができなかったら、もっともっとしんどかったと思います。7~8年前からコツコツ電子ファイリングに努めて来たことが、ここで生きました。

とは云っても、天井まである書庫に机・イス3組、そして160センチ幅のカウンターなどの什器を置いて来ざるを得なかったのです。

備品と書籍の置き場所が未だに決まっていません。取りあえず詰め込みましたが、時間があるときに変更することにしています(^_^;)

15年前に引っ越したときは、狭い場所から2倍位もある広い所への移動だったので余裕があり、今回みたいな苦労はしないで済んだのですが。

現実は過去に戻れませんので、物理的にも精神的にも、少しでも早く整理・整頓に心がけて実務に邁進したいと思います。年末も近づいていることですし。

この土日は、事務所移転の準備を行いました。私の机周辺の整理・整頓が遅れていたせいです。いざ、引っ越すとなると、資料の取捨選択に迷ってしまうものですね。

入居ビルの取り壊しという不本意な事務所移転ですが、悪い事ばかりではありません。「浄化」と云ったら大袈裟ですが、60代半ばでの引っ越しというのは、大変だけど良いタイミングだったなあと感じました。

私自身からすると、一つの終活に当たるからです。と云うのも、あと約10年でこの仕事を引退しようと思っているからです。なので、事業承継の事も真剣に考えるようになりました。

嬉しくはありません。でも、老害という言葉がありますように、老いたら若い人たちにバトンタッチすべきなんですね。お客様のためにも、常に事務所の活性化が必要だと思いますが、年をとるとなかなかこれができません。

経験も大事な要素ですが、新しい発想とか時代に合った方法・実行力が大事だと痛感するようになりました。残念ですが、思考や体力はいつまでも若くいられないんですね。

でも、お客様にご迷惑をかけない程度に抵抗したいという気持ちは十分に持っております(^_^;)