今年もあと3ヵ月を残すのみとなりました。この夏猛暑だったせいか、寒いのが苦手な私もどこか冬が待ち遠しいような気持ちがあったりします。
私は小さい頃、テレビや映画で時代劇を観るのが好きだったのですが、いつの頃からか観なくなりました。もっとも、最近はテレビでもやってないですね。
実は、私が住んでいる街に、あの「鬼平」こと長谷川平蔵や、「金さん」こと遠山金四郎がかつて住んでいたという居宅跡があるのです。しかも、歩いて30秒の所なのです。(最近の日経新聞の「駅ものがたり」にこのことが紹介されました)
時代劇が好きな当時だったら大感激だったのでしょうが、今は殆ど感動がありません。でも、時代を遡ったら、そのような有名人?とすれ違ったり、姿を時々見ることができたんだと思うと摩訶不思議な感情が湧きます。
30年ほど前に読んだ漫画「100億の昼と千億の夜」(萩尾望都)の中で、時の流れが見える空間があり、大きく感動したのを覚えています。もし、それが可能なら、過去のいろいろな現場をリアルタイムでこの目で見ることができるのです。
「タイムスクープハンター」というNHKのテレビ番組がありますが、これは、未来人が直接過去の時代に行って歴史的な出来事を実況中継するという画期的な内容です。
本当にそんなことが可能になる時代が来るとは思えませんが、“人が考え得る、或いは、想像できることは全て必ず実現できる”と、あのアインシュタインやフランスのSF作家・ジュールヴェルヌが言ってるので、本当にいつか可能になる日がやって来るのかも知れませんね。