台風8号の被害は甚大でしたね。梅雨前線と相まって、遠く離れた地域でも記録的な雨量を記録しました。いつもながら自然の力の猛威に驚かされます。
私たち税理士は経営のアドバイスは行いますが、経営コンサルタントではありません。しかし、時にはかなり深く立ち入ったコメントを云うことがあります。 そこで、どの程度までのことを云えば良いのか迷うことが少なくありません。つい最近も、深く立ち入らざるを得ないことが2件ありました。 社長の身内の方からお電話を頂き、会社の現況から、このまゝ会社を継続してもいいのか私の意見や感想を聞かれました。 社長に内緒のお電話なので、どこまで正確にシビアにお伝えすればいいのか迷ってしまいました。当然、このような場合、基本的に私は社長の味方ですから。 あと1件は、社長の急逝に伴う若い2代目社長の待遇や育て方についてでした。まだ20代前半で、しかも、後を継いだ会社の業務経験が皆無という状況だったのです。 こちらは特に深刻で、よくありがちな番頭的な立場の人の専横的振る舞いに、私も少し切れてしまいました。先代の社長のお気持を考えると、黙っていられなくなったのです。でも、その人がいないと会社を継続できないという事実もあるのです。 私の気持だけですべて解決する訳でもなく、当事者間で何度も前向きに冷静に話し合う必要がありますね。ぜひ、順調な世代交代ができるよう願うばかりです。 |
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