毎年、その年の後半になると書いてしまうのが、「早いもので今年もあと○ヵ月です」という表現です。と云う訳で、今年はあと2ヵ月を残すのみとなりましたね。
神無月が終わり、出雲に行っていた神様たちがやっと私たちの許に戻ってきました。これでひと安心です。
出雲というと、4年近く前、平成22年の正月に初めて行って来ました。当初、どちらかというと「足立美術館」がメインだったのですが、出雲大社にもその広い境内や太い注連縄(しめなわ)、建物の威容に感動しました。
その御利益(?)だったのでしょうか、それから2年くらい不思議な現象を体験しました。少しオカルトチックな話ですがよろしいですか。
まず、水木しげる記念館の2階の薄暗い展示室にいる時、左肩を軽く叩かれて後ろを振り向いたら誰もいなかったことから始まり、次に、私が尊敬していた同業者の先生がお亡くなりになったそのお通夜の席で、ご焼香を待っていたら右腕を誰かにそっと叩かれました。でも、すぐ側には誰もいなかったのです。
そして3回目は、仕事帰り電車に乗っていて、あとひと駅で私が降りる駅と云うときに、私のすぐ右隣に誰かが勢いよく座りました。その時私は目を閉じていたのですがソファの反動でわかりました。
電車は、進行方向前後のドアとドアの間、左右にそれぞれ7人ずつ掛けられるようになっていますが、その時は左側の真ん中に私が一人、右側の手前端に一人というガラ空きの状態だったのに、なんで私のすぐ隣に座ったんだろうと不思議でした。
そして、降りる駅に着いて目を開けたら、隣には誰も居なかったのです。その間、たった1分足らずです。 私が疲れていたから? それとも、私の錯覚だったんでしょうか?
もともと私には霊感がなく、また、最近は何も起きません。少しホッとしている自分がいます。