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所長ブログ

正に台風一過でしたね

久しぶりの晴れ!しかも大快晴、正に台風一過でしたね。

24日(木)の午後2時から5時まで、市ヶ谷にある「アルカディア市ヶ谷」にて消費税の研修がありました。TKC全国会主催の研修ですが税理士会の認定研修でもありました。

台風27号が接近しており大雨も予想される状況でしたが、180名収容できる会場は満員でした。勉強熱心な方たちが多いんですね。

もっとも、講師のK先生は消費税に関して業界でも有名な先生で、説明の上手さでも定評があります。今回も、時々笑いを交えながらの説明でした。

消費税の経過措置と重要な改正点を中心とした内容でしたが、そのうち経過措置は既に「指定日」(10月1日)を過ぎているので予想通り簡単な確認説明だけで終わりました。

それ以外についても、それ程大きな改正はないのになぁと思っていたら、約50ページあるテキストの20ページ近く割愛せざるを得ない位たくさんのボリュームがありました。聴いたら成る程ということも、普段なかなか気がつかないでしまうものです。

今回の改正で、これは良いと思ったのは、選択により中間申告納付ができるようになったことです。

これまでは、前期の消費税(国税のみ)が48万円を超える場合に中間申告及び納付の義務がありましたが、改正により48万円以下でも「中間申告選択届出書」(仮称)を提出することにより、可能となったのです。

このことにより、消費税の納付が比較的楽になって滞納の割合が少なくなることが予想されますね

通勤用のスーツも厚めのものに切り替えました

きのう今日と寒い日が続いています。最高気温が17~8度じゃ寒い訳です。通勤用のスーツも厚めのものに切り替えました。明日は少し暖かいみたいですけどね。

ちょうど一ヶ月後位に、今年も「TKC経営支援セミナー」を開催します。11回目です。毎年一度だけのセミナーですので、私が50才の時から始めたことになります。

50才というとだいぶ前のような気がします。セミナーはまだ11年目とそんなに経っていないと思うのに、50才からと思うと、もうそんなに経っているんだという風になって、捉え方の違いによるギャップに驚きます。

それはさておき、セミナーの時にいつも思うのは、赤字のお客様を黒字に持って行くことの難しさです。最終的に実践するのは社長ご自身であっても、そのきっかけやヒントを与えるのは私たちです。

会計事務所経営に今でも迷っている身としては、私自身のことを踏まえながらお話しするしかないと思うのですが、いろいろな業種の方たちを前にして、その説明方法に戸惑ってしまいます。

セミナーを始めた当初は、滑舌の悪さや言葉がスムーズに出て来ないことを気にしながら話していたのが、今では、どのようなたとえ話をしたら多くの方にわかってもらえるだろうかという迷いに変わって来ました。

その意味で、私にとってもセミナー自体がたいへん有益な勉強になっています。

なお、セミナーの開催要項はこちらをご覧下さい。どなたもご参加できます。お申し込みはお電話(0120-223-397 白石まで)でも可能ですよ。

朝、目覚めてビックリするような好天が続いています

朝、目覚めてビックリするような好天が続いています。でも、台風26号が日本列島を目指して北上しているんですね。

台風でいつも不思議なのが、日本列島に沿って北東の方向に向かう例が圧倒的に多いことです。まるで、両手を広げて韓国方面に行くのを防いでいるようです。

だいたいの理由は何度か聞いて知っているつもりです。気圧配置の関係とか、偏西風の影響とか云いますね。だから、日本列島に沿って北上するのは秋口が多いということも。

そう云えば、毎年のように年末年始沖縄に行きますが、行くときは約2時間40分位かかるのに、帰りは約2時間で羽田に到着するのも偏西風の影響なんですね。又もや自然の力の偉大さに脱帽って訳です。

それと、台風から温帯低気圧に変わればもう安心というイメージがこれまでありましたが、必ずしもそうではないと云うことを今年体験しましたね。温帯低気圧に変わってから観測史上最大の雨が降った事例がたくさんあり、あちらこちらで大きな被害が出ました。

理屈よりも現実問題が大事です。東京を直撃して大きな被害が出るような台風や温帯低気圧に発達しないでほしいものです。

FP FAIR 2013に参加しました

FP FAIR 2013に参加しました。今年は4年振りに東京で行われました。いつものように初日(10月5日)だけの参加でした。

基調講演は竹中平蔵氏による「日本経済の展望と課題」というテーマで、相変わらず滑舌の良い早口で淀みなく90分を語り終えました。

主に、アベノミクスの3本の矢である、「デフレ克服」、「機動的(柔軟)な財政対策」、「成長戦略」について、現状とご自分の評価・感想などを話されました。

「デフレ克服」については今のところ順調に推移していること、「機動的な財政対策」についてはまだ不明であること、「成長戦略」については規制緩和を中心になかなか進んでいないことなどを、多くの具体例を交えながら語って頂きました。

竹中氏の公演を聴いたのは2度目でしたが、相変わらずの語彙の豊富さと記憶力の素晴らしさには脱帽でした。私と年齢が同じなのに...

基調講演の後、ライフプランニングの先駆者と言われるアメリカのジョージ・キンダー氏と、『経済のニュースがよくわかる本「日本経済編」』や世界一わかるシリーズの多くの著作を出している細野真宏氏の講義を受講しました。

特に、細野氏の「数字で理解するこれからの年金制度」では、一見、“それって屁理屈じゃないの”と思ってしまう驚きの展開で、すぐには同意できないようなことの連続でした。

専門家を含めほとんどの人たちがわかっていない、或いは、誤解している例として、「未納が増えると年金が破綻する」、「今の少子高齢化で年金が破綻する」、「年金は払っただけもらえないので、若者にとっては払い損である」などを指摘されました。

これらはすべて誤りですと云われたら、“えっ、何で”と多くの人たちが聞いてしまうでしょう。日経新聞の社説でも、平気でこのような間違ったことが書かれていたという指摘もありました。

それどころか、多くの国会議員までもが誤解しているそうで、彼ら相手に講義したということも云ってましたよ(細野氏は年金に関する国の組織の委員になっているとのこと)。マスコミもグル?になって国民に誤解を伝えているとのことでした。

まったく影響がない訳ではないが、影響はほんの僅かだそうです。何故なら、年金支払いの財源はそのすべてが年金保険料ではなく、半分は税金で賄われているから。「未納・未加入者」が存在すること自体おかしいという理屈です。

税金を支払っているのに(酒やタバコにも税金が含まれていますね)「未納・未加入」の人は支払い損になっているという訳です。このことを、もっともっと国民に教育していくことが必要だという結論でした。