映画「風立ちぬ」を観ました。
テレビや雑誌等で多く宣伝されているので詳細は省きますが、特に後半は悲しい場面の連続でした。私(61才)と同じ世代以上の人たちは間違いなく共感できると思うのですが、若い人たちにも見応えのある映画でしょう。
お終いの方は体の震えが止まりませんでした。時代に翻弄されるのは、多かれ少なかれいつの世も同じとは云え、あの時代、関東大震災から第二次大戦までの約20年というのも、歴史の大きなうねりだったことは間違い有りませんね。
2年前に東日本大震災が起きましたが、今も別の意味で大きな歴史のうねりに居るという実感があるのは私だけじゃないでしょう。こゝ数年間のIT関連の超飛躍的な発展により、経済・産業・日常などが大きく変化しました。便利になったり良いことがいっぱいある反面、不便になったり悪くなったこともあります。
今後どのような時代になって行くのかわかりませんが、10年ひと昔が今は5年ひと昔と云われるように、いろいろなサイクルがどんどん短くなることは避けられませんね。ぜひ、常に自分を見失わないようにしたいものです。